医療業務支援資料_20230706
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LAP-CLAP-C(腹腔鏡下胆嚢摘出術)は、胆嚢摘出を腹腔鏡の観察下で行うものである。原則として全身麻酔下で施行されるが、開腹手術に比べ傷口が小さく、術後の痛みも少なくなり、入院期間も短い。適応疾患は、胆嚢結石、急性胆嚢炎、胆嚢ポリープ、胆嚢腺筋腫症などである。禁忌は、閉塞性化膿性胆管炎、胆道消化管瘻、肝硬変などとされている。 | ||
Larrey 孔ヘルニアLarrey 孔ヘルニアは胸骨後ヘルニアの1つであり、真性ヘルニアになりうる。左側に発生する。先天性で無症状のことが多い。頻度はまれ。 | ||
Lemmel 症候群Lemmel 症候群は、十二指腸憩室により傍乳頭憩室が胆管や膵管を圧迫して、胆汁うっ滞による黄疸や胆管炎、膵炎などを引き起こした状態のことをいう。 通常、十二指腸憩室は無症状であるが、Lemmel 症候群が生じた際には手術適応となる。 | ||
LES食道胃接合部(EGJ)には、LES(下部食道括約筋)を中心とした逆流防止機構が存在する。LESは横隔膜食道裂孔より1cmほど上にある括約筋で、常時、一定の圧を保っている。嚥下時に食塊が横隔膜に達すると、LESは反射的に弛緩し、食塊が胃に流れこむ。LES圧の低下は、食道裂孔ヘルニア、大食、高脂肪食、加齢などにより生じ、重症化の要因となる。 | ||
LRGLRG(ロイシンリッチα2グリコプロテイン)は、炎症性腸疾患において炎症部位の腸管上皮で産生される炎症性タンパク質質で、血清に含まれる。関節リウマチなど他の炎症性疾患でも有用なマーカーとして期待されている。 | ||
Lynch 症候群遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)ともいう。DNAのミスマッチ修復遺伝子の変異により生じる常染色体優性遺伝性疾患。生涯大腸癌発症率は80%程度で、若年発症(平均50歳)、右側大腸に好発。比較的予後良好、子宮体癌、卵巣癌、胃がんなどの多臓器癌の合併といった特徴がある。 | |