医療業務支援資料_20230706
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RACRAC(regular arrangement of collecting venules) は、ピロリ菌未感染の正常な胃粘膜で認められる集合細静脈が規則的に配列する胃内視鏡像である。内視鏡的に遠景では無数の点、近景ではヒトデ状の血管模様として認められ、これらが胃全体に観察される場合にH.pylori非感染の正常胃と判断する。H.pylori感染胃炎ではRACが消失する。 | |
RAMラムシルマブは、抗がん剤と併用する分子標的治療薬の1つで、血管内皮増殖因子受容体2(VEGFE-2)に対するモノクローナル抗体である。癌細胞がもつ増殖などに関わる分子を標的として、血管新生を阻害し、抗腫瘍効果を発揮する。主な副作用は高血圧、タンパク尿、血栓塞栓症、出血がある。 | ||
RAS 遺伝子癌遺伝子の1つで、点突然変異により恒常的に活性化され、癌化に関与する。大腸癌、膀胱癌、白血病などで変異がみられる。KRAS、NRAS、HRASの3種類が知られている。 | |
REGREG(レゴラフェニブ)は抗がん剤と併用する、分子標的治療薬の1つである。血管内皮増殖因子受容体(VEGFR)、EGFR、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)、KIT、RET、など複数の受容体を阻害(マルギナーゼ阻害薬)し、がん細胞の増殖を抑制する。主な副作用は、手足症候群、高血圧、疲労感がある。 | ||
RFA肝細胞癌に対する穿刺局所療法の代表的な治療法の1つで、ラジオ波熱凝固療法のこと。RFAは、超音波ガイド下またはCTガイド下、腹腔鏡下、開腹下に電極針を主要部に到達させ、ラジオ波を照射することで、腫瘍を焼灼壊死させる。電極が熊手状に広がり、1回の照射で焼ける範囲が広い。 | ||
Richter's herniaRichter's herniaとは、腸壁ヘルニアのことである。ヘルニア内容が腸管の場合、腸管膜付着部と反対側の腸壁だけがヘルニアとなることがある。腸壁ヘルニアは、構造による分類であり、大腿ヘルニアや閉鎖孔ヘルニアなどのヘルニア門が狭い場合に起こりやすい。 | ||