ISR

ISR(括約筋間直腸切除術)は、下部直腸癌に対し、肛門筋の一部を切除を切除して根治性を保ちつつ、肛門を温存する術式である。肛門に近い位置にある腫瘍と内肛門括約筋のみを除去し、外肛門括約筋を温存する。ただし、肛門機能が完全に保たれるわけではないため、失禁が増加することもある。高度な技術が必要であり、再発のリスクも存在するため、術後の肛門機能の改善とともに今後の課題となっている。

» 医療業務支援資料_20230706